トロ・ステーション 第742回 世界の竜の話

世界の竜の話。
竜にも西洋と東洋で違いがあるらしい。
西洋の竜の特徴は、
・鋭い爪と牙を持ったトカゲや蛇という感じで四足か二足で比較的大きい
・大きな翼を持っている
・地上や洞窟にすんでいてよく悪さをする
といった感じでしょうか。
一方、東洋の竜の特徴は、
・角は鹿、頭はラクダ、眼は兎、体は大蛇、腹は蛟、鱗は鯉、爪は鷹、掌は虎、耳は牛に似ている
・翼は持っていない(ただし空は飛べる)
・水中に住んでいて神として存在していることが多い
・性格は温厚だが、鱗に触れると激怒する(いわゆる逆鱗に触れるという言葉)
といった感じでしょうか。
ファンタジー好きには西洋竜は「竜」、東洋竜は「龍」と書いて区別しているとか。
竜にはこれ以外にも、ワーム、多頭竜、ナーガ、虹蛇などたくさんあるそうです。
そして竜は自然災害を象徴しているという考えもあるということです。


改めて西洋と東洋の違いがわかりました。
ゲームでは西洋竜が、漫画では東洋竜がよく出てくるような気がしています。
いずれにせよ、竜は創作の世界では使いやすい存在なのですね。

よくわかる「世界のドラゴン」事典―サラマンダー、応龍から、ナーガ、八岐大蛇まで (廣済堂文庫)

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